この記事では、エックスサーバーのサービスについて紹介します。
おもに、これからサイト制作に携わる人に向けた解説です。
エックスサーバーとひと口に言っても、いろいろなサービスがあります。
用語もむずかしいですし、はじめはエックスサーバーでサーバーを借りても分からないことだらけになるはずです。
そこで、これらを分かるようにお伝えしようというのが、今回の趣旨です。
ちなみに、サーバー会社はエックサーバーだけではなく、さくらインターネットなどいろいろあります。
ですので、ここでの話はほかのサーバー会社に言い換えてもらっても大丈夫です。
エックスサーバーとサービス名
エックスサーバーとは総称です。
楽天やAmazonみたいなものです。
その中で、エックスサーバー(Xserver)を借りる時は、「レンタルサーバー」というサービスを利用することを意味します。
そして、ドメインを取得した時は、「Domian」というサービスを利用します。
※ドメインの取得 … 自分の好きな名前でURLを作ること。
エックスサーバーのサービス一覧
- レンタルサーバー
- Business
- Domain
- VPS
- Drive
エックスサーバーには上記のサービスがあります。
むずかしい話は抜きにして、サイト制作初心者のみなさんは、ほとんどの場合「レンタルサーバー」「Domain」のサービスを利用することになります。
ほかのサービスについては、ここでは忘れましょう。
ちなみにエックスサーバーにアカウントを作るとは、楽天やAmazonに自分のアカウントを持つのと同じ意味です。
ですから、アカウントを作ること自体は無料です。
サーバーレンタルと同時にいろいろ発行されるIDやパスワードとは?
ここで話をもう1度整理しましょう。
- アカウントを作る…エックスサーバーに対して
- サーバーを借りる…レンタルサーバーに対して
- ドメインを取得する…Domainに対して
となります。
ここで、アカウントを作った時には、
- アカウントID
- パスワード
が発行されます。
そして、サーバーをレンタルした時は、
- サーバーID
- パスワード
が発行されます。
2つあるので、何が違うのかが分かりづらいですよね。
仮にAmazonならアカウント1つ(ユーザー名・パスワード)でいいです。
Amazonプライムを利用するのに、別のユーザー名・パスワードは使わないと思います。
エックスサーバーアカウントの管理画面
エックスサーバーアカウントの管理画面では、
- 登録情報の確認・変更
- 各サービスの利用期限の確認
- 支払いの管理・変更
などが行えます。
楽天やAmazonのアカウント画面を想像してもらえればいいと思います。
サーバーの管理画面とは
サーバーの管理画面は、サーバーパネルとも言います。
サーバーパネルでは、ファイルをいじれたり、WordPressを入れれたりもできます。
つまりデータの置いてある場所がサーバーであり、そこを操作できるんです。
だから鍵をかけてるんですね。
あなた以外の人が入って来られないように。
ですから、サーバーIDやパスワードが必要なわけです。
WordPressを入れた場合
もし仮に、サーバーを借りたタイミングで「WordPress」を入れた場合、さらにパスワードなどが2つ増えます。
これは上から、
- アカウント画面
- サーバーパネル画面
- WordPress管理画面
- MySQLデータベース画面
に入る時に必要なユーザー名やパスワードだったりします。
※MySQL … データベースを管理・操作できる
※データベース … データが入っている。(例)ワードプレスで記事投稿した時の、タイトルなど。
というわけで、ここまででも十分ややこしいと思います。
ですが、まずはエックスサーバーアカウントのログイン画面。
そして、サーバーパネルのログイン画面。
これのユーザー名(サーバーID)やパスワード。
この違いを知っていただけたら、ここでは十分です。
まとめ
というわけで、エックスサーバーのサービスやらID・パスワードについて紹介しました。
慣れないうちは、ホントによく分からないので、大まかにでも理解してもらえたら幸いです。
サーバについてはこちらをご覧ください。
エックスサーバーのはじめ方はこちらをご覧ください。