- 「html/css、覚えることが多すぎる」
- 「仕事にしたいけど、大丈夫かな…」
プログラミングの勉強って、覚えることがたくさんありそうですよね。
htmlならギリ大丈夫そうだけど、cssは数えきれないほどあるし使い方すら分からない。
これで本当に、仕事なんて出来るんだろうか?
こう思って、うんざりしたりあきらめモードになったりする人もいると思います。
ですが、すべてを記憶する必要はありません。
その理由をこれから解説していきますね。
仕事をしている人もぜんぶを理解しているわけではない
勉強中で、これからホームページ制作を仕事にしようとしている人の中には、
「仕事をもらったら、完璧にコードを書かないといけない。だから、今のうちにぜんぶ覚えておく必要がある」
って、思ってる人もいるはず。
ですが、その心配や不安はいりません。
ぜんぶを理解して仕事に取り組んでいる人など、ほとんどいないからです。
エンジニアやプログラマーのイメージ
実際、プログラミングを職業にしている人でも、分からないことはたくさんあります。
- しかし、なぜそんな誤解があるのか?
- 仕事に対するハードルが、上がっているのか?
これは、プログラミングを職業にしている人へのイメージが、いつの間にか大きくなっているからだと思います。
- パソコンの画面は真っ暗で、そこには知らない横文字が並んでいる。
- 画面に打ち込むキーボードの手は止まらない。
- そして、あっとという間にコードを書き終えてしまう。
エンジニアやプログラマー。
こう呼ばれる人たちの、テレビやネットなどどこかで見たそんな姿が記憶に残っているのかもしれません。
けれど、こういうことができるのって、ごく一部の人だけです。
だれだってコードを書く手は止まります。
ここはどうしたらいいんだって、考え込むこともしょっちゅうです。
じゃあ、みんなどうしてるんでしょうか?
分からない時はGoogleで検索
プログラミングを職業にしている人は、分からなかったら誰かに聞いているんでしょうか?
もちろん、仕事をしはじめの頃は、そういう場合もあります。
特に会社勤めの人なら。
でも、基本は自分で調べます。Googleで検索してます。ググってるんですね。
もちろん本で調べたり、今ならYouTubeで調べれます。
調べる方法はいくらでもあります。
調べながら仕事を完成させる
多くの人が、「この仕事は自分で出来そうだな」と思ってそれを受けても、その時点での理解は7〜8割です。
分からない2〜3割は調べます。
何年も仕事をしている人なら理解の割合はもっと高いでしょう。
反対に、経験年数が浅い人ならば6〜7割くらいのはずです。
いずれにしても、分からないことの2つや3つは必ずあります。
なので、
調べながらなんとか形に出来れば
と仕事にしている人は思っています。
こういうスタンスです。
スマートに仕事してしそうですが、ぜんぜんそんなことはないんですね。
調べ続けることで、少しずつ知識が身につく
仕事としてコードを書くことで、html/cssの知識は少しずつ増えていきます。
しかも、こんなふうにして覚えたものって忘れにくいんです。
みなさんも経験があるように、実際の体験を通した方が記憶に残りやすいからですね。
仮に忘れても、調べたらすぐに思い出せます。
さらに調べ直すことで、知識が深く根づいていく。
仕事をしている人でも、これが普通です。
調べるクセをつける
思ってたより地道…
こんなふうに思われた方もいらっしゃるでしょう。
本当は誰もが憧れるように、手を止めることなく流れるようにキーボードを打ちたいと。
ですが、なかなかそうはいかないんです。
分からなことがあれがストップするし、調べるのに時間もかけます。
でも、そうやって知識が身についたことで、ほんの少しずつ作業スピードが上がっていくんです。
理想とまではいかないけれど、1年後には、気がついたらそれなりに速くコードを書けるようになっているものなんです。
なので、勉強している時点で完璧に覚えておく必要はぜんぜんありません。
cssのtableやflexの使い方を、こと細かに記憶しなくていいんです。
たいせつなのは、分からなかったら調べるという考えに及ぶこと。
調べるクセをつけること。
まとめ:暗記をやめよう
「分からないことがあったら、検索して調べる」
この姿勢さえあれば仕事はできますし、少しずつ知識も身についていきますよ。
※ググるのが苦手という方は、こちらの記事が参考になるかもしれません。
>>どんな言葉でたどり着きますか? 〜検索する力〜
また、こちらもどうぞ。
メモはいいがノートはとらない|プログラミングスクール受講生